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独VW傘下トレイトン、米ナビスターに29億ドルで買収提案

 1月30日、ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)DE傘下の商用トラックメーカー、トレイトンは、出資先である米同業ナビスター・インターナショナル対し、残る全株式を1株当たり35ドル(総額29億ドル)で買い取ることを提案したと発表した。写真はドイツのハノーバーで2018年9月撮影(2020年 ロイター/Fabian Bimmer)

[30日 ロイター] - ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)VOWG_p.DE傘下の商用トラックメーカー、トレイトン8TRA.DEは30日、出資先である米同業ナビスター・インターナショナルNAV.Nに対し、残る全株式を1株当たり35ドル(総額29億ドル)で買い取ることを提案したと発表した。

VWは2016年にナビスター株の16.6%を取得。出資比率はその後約16.8%に上昇するとともに、VWが残りのナビスター株を完全に買い取る意向を示していた。トレイトンとナビスターは年間2億ドルのコスト削減を目指し、調達や特定の技術開発で協力する関係にある。

トレイトンがナビスターを買収するには、ナビスターの筆頭株主である著名投資家カール・アイカーン氏の支持を取り付けなければならない。アイカーン氏のファンドはナビスター株の16.9%を保有。またリフィニティブのデータによると、アイカーン氏と2本のアクティビスト系ファンドを合わせた出資比率は40%に達する。

ナビスターはトレイトンから買収提案を受け取ったと認め、精査した上で慎重に判断すると表明した。

ナビスターはトロイ・クラーク最高経営責任者(CEO)の指揮下で2013年から経営再建を進めている。昨年秋には、昨年10月末に終了した年度に8%弱にとどまっていた税引き前利益率を2024年末までに12%に引き上げることを目指す新たな5カ年計画を開始した。

トレイトンは欧州の商用トラックブランドであるMANやスカニアに加えVWブランドのトラックを保有しているが、北米ではダイムラーやボルボなどのトラック部門と競争できるほどの強力な事業基盤を確立できていない。

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