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米旅行予約サイト、民泊などの新規参入で成長維持に暗雲
2017年11月8日 / 02:19 / 11日後

米旅行予約サイト、民泊などの新規参入で成長維持に暗雲

[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米旅行予約サイトのプライスライン・グループ(PCLN.O)やトリップアドバイザー(TRIP.O)の株価は7日、大幅に下落した。かつて旅行業界のビジネスモデルを変えるともいわれた旅行予約サイトだが、民泊などの新規参入により業績が圧迫されていることが浮き彫りとなった。

 11月7日、米旅行予約サイトのプライスライン・グループやトリップアドバイザーの株価は、大幅に下落した。かつて旅行業界のビジネスモデルを変えるともいわれた旅行予約サイトだが、民泊などの新規参入により業績が圧迫されていることが浮き彫りとなった。写真はトリップアドバイザー社のロゴ。2016年5月にカルフォルニアで撮影(2017年 ロイター/Mike Blake)

トリップアドバイザーの株価は7日、23%下落。プライスラインも13.5%安となった。競合のオンライン旅行代理店エクスペディア(EXPE.O)は2.74%下落した。

3社の状況はそれぞれ異なるが、共通して言えるのは、民泊の「Airbnb(エアービアンドビー)」など、ホテル以外の宿泊施設を提供するサービスとの競争激化に直面していることだ。また、ホテルチェーンとの競争も激しくなっている。

プライスラインのグレン・フォーゲル最高経営責任者(CEO)は6日の第3・四半期決算発表時に「われわれのビジネスは今や大規模だ。利用者の選択肢が増えると、成長率も必然的に鈍化する」と説明した。また、トリップアドバイザーは、第3・四半期の利用者1人当たりの収入が前年比11%減少したと明らかにした。

対照的なのは、ホテルチェーン大手のヒルトン(HLT.N)だ。同社は今年に入り3度、通年の利益見通しを上方修正した。

ヒルトンは、サードパーティーのサイト上で、無料WiFiサービス付きなどの宿泊プランを提示して積極的に集客を行い、自社のモバイルアプリやサイト上での予約を促している。

クリストファー・ナセッタ最高経営責任者(CEO)は先月末の第3・四半期決算発表時に「直接予約が年初から最も伸びている。今後も成長が見込める」と明らかにした。

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