[ローマ 26日 ロイター] - ローマの観光名所「トレビの泉」で26日、男が染料を投げ入れ、水が真っ赤に染まる事態が発生した。市は、警察が実行犯の身柄を拘束したとの声明を発表、泉に被害がなかったか調査しているという。
ルカ・ベルガモ副市長は「このような行為は、無知と、市民としての良識の完全な欠如を示すものだ」と述べた。
報道によれば、この男は2007年にも市が主催する国際映画祭「ローマ映画祭」にかかるコストに抗議して、トレビの泉に赤の染料を投入した。今回の犯行があった26日は、2017年のローマ映画祭の開幕日に当たっている。
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