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米大統領、ドラギ発言批判 欧州で緩和なら「不公平な競争」

6月18日、トランプ米大統領は、欧州中央銀行のドラギ総裁がインフレ率がECBの目標に戻らなければ金融緩和が必要になると述べたことについて、米国に対する不公平な競争につながる可能性があると批判した。リトアニアのビルニュスで6日撮影(2019年 ロイター/INTS KALNINS)

[ワシントン 18日 ロイター] - トランプ米大統領は18日、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がインフレ率がECBの目標に戻らなければ金融緩和が必要になると述べたことについて、米国に対する不公平な競争につながる可能性があるとして批判した。

ドラギECB総裁はポルトガルのシントラで開催されたECBの年次会議で「改善がなく、インフレ率が持続的に目標に戻る動きが脅かされれば、追加的な刺激が必要になる」と発言。追加の資産買い入れについて、依然として「かなりの余地」があるとし、「政策金利の一段の引き下げと副作用抑制措置は、依然としてわれわれのツールの一部だ」と述べた。

総裁の発言が予想外にハト派的と受け止められたことを受け、ユーロが対ドルで0.25%下落したほか、債券利回りは一段と低下した。

これについて、トランプ大統領は「ドラギ総裁は一段の刺激策が実施される可能性があると述べたが、これを受け直ちにユーロが対ドルで下落した。ユーロの下落で欧州は不当に容易に米国と競争できるようになる。欧州は中国などと同様、長年にわたりこうしたことをしてきた」とツイッターに投稿した。

トランプ大統領は米国が大幅な貿易赤字を抱える国に対し、為替操作を行っているとこれまでも繰り返し批判。米連邦準備理事会(FRB)の金融政策についても批判し、18─19日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決定するよう圧力を掛けている。ただFRBは今回のFOMCでは金利を据え置くとの見方が大勢となっている。

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