March 27, 2019 / 8:39 AM / 3 months ago

東証、3つの新市場区分を提示 「東証1部」の名称変更も視野

 3月27日、東京証券取引所は、市場構造の改革に向けた論点整理を公表した。写真は東京証券取引所で昨年10月撮影(2019年 ロイター/Issei Kato)

[東京 27日 ロイター] - 東京証券取引所は27日、市場構造の改革に向けた論点整理を公表した。海外の機関投資家のマネーを呼び込むための新市場など3つの新しい市場区分を示した。市場の再編で、幅広い企業に上場機会を提供するとともに、上場企業の持続的な価値向上を促す狙い。

東証は論点整理で、東証1部、2部、マザーズ、ジャスダックと4つに分かれた現在の市場区分はコンセプトがあいまいだと指摘。成長性や投資家層といった上場銘柄の特性に応じ、複数の市場区分を新設し、明確なコンセプトのもとで制度を作り直すのが適当だとした。

新たな市場区分として、1)国際的に投資を行う機関投資家を含めた広範な投資家の投資対象となる市場、2)一般投資家向けの市場、3)高い成長性を有する企業向けの市場──の3つを提示。新たな検討の場で、コンセプトを具体化する。詳細な上場基準はコンセプトが固まった後に検討する。

東証は、企業価値を示す代名詞となった「東証1部」の名称変更も検討する。「東証1部の名称を『聖域』として、議論から除外するつもりはない」(幹部)という。

新たな市場区分への移行に当たっては、企業や投資家への影響の観点から、数年単位の移行期間や段階的な基準変更など十分な移行プロセスを確保する方針。

新市場の実現に向けた議論について、東証は「今後のスケジュール感はないが、市場への影響が大きいので議論のプロセスは透明化する」(幹部)としている。

論点整理は、昨年12月から今年1月にかけて市場関係者から寄せられた意見をもとに取りまとめられた。

*内容を追加しました。

和田崇彦

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