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トルコ大統領、中銀総裁への信頼失う 4回目の交代も=関係筋

トルコのエルドアン大統領(写真)が、中央銀行のカブジェオール総裁に対する信頼を失っていることが分かった。写真はロシアのソチで9月29日、代表撮影(2021年 ロイター/Sputnik/Vladimir Smirnov/Pool via REUTERS)

[アンカラ 8日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領が、中央銀行のカブジェオール総裁に対する信頼を失っていることが分かった。前任者を解任した上で起用してから7カ月も経っていないが、ここ数週間はほとんどやり取りもないという。事情に詳しい関係筋3人が明らかにした。

同筋によると、中銀が利下げを先月まで遅らせたことに大統領は不満を抱いているという。

大統領府はカブジェオール総裁に対するエルドアン大統領の信頼についてコメントしなかった。

大統領は政策への不満から過去2年半で中銀総裁の首を3回もすげ替えており、リラ相場を動揺させ、金融政策の信頼性と予測可能性を著しく損なっている。

アナリストらは先月の予想外の利下げについて、金利の敵と自称するエルドアン大統領が高インフレにもかかわらず長らく刺激措置を求めていることを考慮すると、政治介入があったことのさらなる証左だと指摘する。

野党・IYI党のメラル・アクシェナー党首は6日、大統領が近くカブジェオール総裁を解任しそうだと指摘した。

関係筋は「彼(カブジェオール総裁)に期待されていたのは速やかな利下げだった。その代わり、同じ金利が数カ月も維持された」と指摘。「この問題を巡って相当な不快感があり、エルドアン大統領はカブジェオール総裁ともはや頻繁に会ってもいない」と語った。

中銀は総裁が大統領の信頼を依然として得ているかとの質問にコメントしなかった。

別の2人の関係筋は両者の不和を認めた上で、4回目の総裁交代もあり得るとの認識を示した。このうちの1人は「私の懸念はむしろ大統領自身の政策が中銀総裁の政策よりも批判を受けることになるかどうかだ」と述べた。

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