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トルコ中銀、200bpの追加利上げ 断固としてインフレ対応

トルコ中央銀行は24日の政策決定会合で、主要政策金利の1週間物レポレート15.00%から17.00%に引き上げた。写真はトルコ中銀のロゴ。2015年4月撮影(2020年 ロイター/Umit Bektas)

[アンカラ 24日 ロイター] - トルコ中央銀行は24日の政策決定会合で、主要政策金利の1週間物レポレート15.00%から17.00%に引き上げた。利上げ幅は予想より大きく、中銀はインフレを持続的に引き下げるために金融政策を「断固として」引き締め的に維持する姿勢を示した。

今回の200ベーシスポイント(bp)の利上げは、11月の

475bpの利上げに続くもの。ロイターが実施したエコノミスト調査では今回は150bpの追加利上げが予想されていた。

中銀は声明で、「力強い」引き締めは「インフレ見通しに対するリスクを軽減し、インフレ期待を抑制し、できるだけ早くディスインフレプロセスを回復させる」ことを目的としているとした。

市場は、アーバル新総裁は政治圧力に屈せずに金融政策運営を行い、就任2カ月目にして試験に合格したと評価。TDセキュリティーズの新興市場戦略部門責任者、クリスティアン・マッジオ氏は「アーバル総裁は完全に試験に合格した」とし、「中銀は真剣にインフレに対応し始めている」と述べた。

通貨リラはGMT1155(日本時間午後8時55分)現在、対ドルで約1%高の7.575リラ。中銀の決定を受け、約1カ月ぶりの高値に上昇した。

トルコのインフレ率は現在14%近辺と、中銀が設定する目標の5%を長らく大幅に上回っている。国内で外貨を購入する動きが続く中、リラ相場は過去最低水準近辺にとどまり、中銀に対する利上げ圧力が高まっている。

アーバル総裁は16日に行った2021年の政策に関するオンライン講演で、引き締め姿勢を維持すると表明し、持続的な方法でインフレ率を低下させるために必要なら追加利上げを実施する用意があると発言。

TDセキュリティーズのマッジオ氏は、トルコ政権による長年の政策で外国人投資家が大きな痛手を受けているため、アーバル総裁にはさらなる試練が待ち受けていると述べた。

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