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トルコ中銀、引き締め政策継続へ 年末のCPI予測据え置き

[イスタンブール 28日 ロイター] - トルコ中央銀行のアーバル総裁は28日、インフレ率が低下するまで金融引き締め政策を継続する意向を改めて示した。

現在の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比で約15%。総裁はCPI上昇率が年内に9.4%に低下するとの予測を据え置いた。これは市場予想を大幅に下回る水準。

総裁は金融緩和は「まだ早すぎる」と主張。中銀は昨年11月以降、主要政策金利を10.25%から17%に引き上げている。

総裁は四半期インフレ報告でCPI上昇率が2022年末までに前年比7%に低下するとの見通しを表明。公式目標である5%の達成にはあと3年近くかかるとの見方を示した。

総裁はオンライン会見で「2023年にインフレ目標の5%を達成するまで、金融政策の慎重なスタンスは断固として維持される。必要であれば、さらに引き締めるというコミットメントをすでに表明している」と発言。

「この予測に上振れリスクがあることは承知しているが、金融引き締めスタンスの強力な効果で、インフレ率は今年末に9.4%まで下がるだろう」と述べた。

昨年12月のCPIは前年比14.6%上昇。食品価格が20%を超える上昇を記録した。

今年末のインフレ率の市場予想は11-12%。

中銀が今年末のインフレ率予想を据え置いたことを受けて、トルコリラは上昇。政策金利が予想よりも長期にわたって17%、もしくは17%以上で維持されるとの見方が広がった。

総裁は昨年末の経済成長のトレンドは良好だったが、最近の指標を見ると鈍化していると指摘。昨年8月に始まった金融引き締めで信用の伸びが著しく鈍化したことが一因だとの見方を示した。

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