March 6, 2019 / 3:38 PM / 7 months ago

トルコ中銀、予想通りに金利据え置き 一段の引き締めも

[イスタンブール 6日 ロイター] - トルコ中央銀行は6日、政策金利である1週間物レポレートTRINT=ECIを予想通りに24.00%に据え置いた。ただ中銀は必要に応じて一段の引き締めを行う姿勢を表明。6月の政策決定会合より前に利下げが実施される可能性があるとの市場の見方が緩和されたことで、トルコリラは上昇した。

ロイター調査では、エコノミスト17人全員が据え置きを予想していた。1週間物レポレートは昨年は11.25%ポイント引き上げられた。直近の利上げは昨年9月になる。

中銀は声明で「インフレ見通しが著しく改善するまで、引き締め的な金融政策スタンスを維持することを決定した。必要に応じて一段の金融引き締めを実施する」とした。

中銀は前月、インフレの「納得できる改善」が見られるまで引き締め的なスタンスを維持するとの姿勢を示していた。

アナリストの間では中銀は6月の政策決定会合で利下げに着手するとの見方が大勢となっているが、今回の声明を受け、同会合より前に利下げが実施されるとの観測が後退した。

中銀の政策決定を受けトルコリラTRYTOM=D3は1ドル=5.3655リラと、発表前の5.3795リラから上昇した。

キャピタル・エコノミクスのシニア新興国市場エコノミスト、ジェイソン・テュビー氏は、中銀は6月まで利下げに動かないと予想。「6月までにはインフレの低下は加速し、経済情勢も困難になっていると見られるため、中銀は景気支援に動くと考えられる」と述べた。

ロイター調査では、トルコ経済は昨年第4・四半期は2.7%のマイナス成長に陥った可能性があることが示されている。アナリストは今年第1、第2・四半期もマイナス成長から脱却できないと予想。その後にようやくプラス成長を回復するとの見方を示している。

トルコのインフレ率は昨年10月は25.24%と、15年ぶりの高水準にあったが、今年2月に20%を下回る水準に低下した。前週のロイター調査では、中銀は年末までに500ベーシスポイント(bp)の利下げを実施するとの見方が示されている。

エルドアン大統領は一時は中銀の政策に批判的な発言を繰り返していたが、ここ数カ月は批判的な発言は控えている。

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