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トルコ大統領、できるだけ早期に物価引き下げると表明

[アンカラ 12日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は12日、インフレ率が12月は36%を超えたことを受け、できるだけ早期に物価を引き下げると表明した。ただエコノミストは、トルコの物価は上昇し続け、通貨リラ相場に一段の圧力がかかるとの見方を示している。

エルドアン大統領は議会で与党・公正発展党(AKP)の議員を前に演説し、政府は「金融システムを阻害する恐れのある外国の金融ツール」を制御下に置いたとし、政府はこうした「攻撃」から経済を守っていると表明。「インフレ急伸はトルコ経済の実態を反映していない」とし、政府の措置により「不当な」物価上昇の重しは近く緩和すると述べた。

エルドアン大統領の圧力を受け、トルコ中央銀行は昨年9月以降、合計500ベーシスポイント(bp)の利下げを実施し、政策金利は現在14%。

ゴールドマン・サックスは、トルコのインフレ率は1月に40%を超え、その後は50%を上回る水準にさらに上昇し、2022年を通して高止まりすると予想。トルコ当局はインフレ抑制に向け一段の措置を導入し、その後は金融政策を最終的に転換させる可能性があるとの見方を示した。

一方、ボントベル・アセット・マネジメントの新興国債券ポートフォリオ・マネジャー、カルロス・デソウザ氏は、エルドアン大統領は高金利に「飽き飽きしている」と指摘。中銀が近く利上げに転じることはないとしている。

トルコ中銀は今月20日に次回政策決定会合を開く。

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