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トルコリラ下落、経済団体首脳が政策を疑問視

 1月6日、外国為替市場でトルコリラが対ドルで一時1.7%下落し、過去9営業日の下落率は約22%に達した。写真はイスタンブールで2014年12月、リラを数える人(2022年 ロイター/Murad Sezer)

[イスタンブール 6日 ロイター] - 6日の外国為替市場でトルコリラが対ドルで一時1.7%下落し、過去9営業日の下落率は約22%に達した。トルコ中央銀行による一連の利下げ後に、インフレ率が19年ぶりの高水準となったことへの懸念が根強い。

リラは一時1ドル=13.89リラまで下落。その後は下げ幅を縮小し0800GMT(日本時間午後7時)時点では13.745リラ。

ニュースサイト、T24によれば、経済団体のトルコ産業・企業家協会(TUSIAD)のシモン・カスロウスキ会長は5日夜、インフレ率が前年比36.1%に跳ね上がったことは、政策手段を再検討する必要性を明確に示したと指摘した。

「これまでの措置が正しいものなら、なぜこれほどインフレ率が高いのか」と疑問を呈した。

中央銀行の利下げにもかかわらず市場金利は上昇し、ドル化は進み続けているとし、「(トルコは)短期的な一時的解決策に目を向け、全体像を見失っているのではないか」と話した。

2人のアナリストによると、中銀は5日、約1年ぶりに国債買い入れを行い、2027年と28年に満期を迎える3億リラ相当の国債を購入した。これを受け10年債利回りは前日の23.11%から22.63%へ低下した。

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