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トルコ中銀、200bpの利上げ インフレに「前倒し」対応

[イスタンブール 18日 ロイター] - トルコ中央銀行は18日の政策決定会合で、主要政策金利の1週間物レポレートを200ベーシスポイント(bp)引き上げ、19%とすることを決定した。利上げ幅は市場予想の倍。中銀は物価上昇と通貨リラ相場の下落に先手を打つために「前倒し」的に対応したと表明した。

ロイターがエコノミスト21人を対象に実施した調査では、ほぼ全員が100bpの利上げを予想していた。米国債利回りの上昇を受け、リラ相場が2月中旬以降、最大10%下落したほか、2月のインフレ率は16%近辺と、予想を超えて上昇。市場では利上げ観測が高まっていた。

利上げを受け通貨リラは約2%急騰。1ドル=7.353リラと、2週間ぶりの高値を付けた。

中銀は昨年12月以来、主要政策金利を17%に据え置いていたが、今回の利上げで2019年半ばの水準に戻った。

中銀は声明で「力強い追加金融引き締めを、前倒し的に実施することを決定した」とし、必要に応じて一段の追加利上げを実施する用意があると表明。長期にわたり「断固として」引き締めスタンスを維持すると改めて表明した。

エルドアン大統領が昨年11月にアーバル総裁を任命してから、中銀は合計875bpの利上げを実施した。

キャピタル・エコノミクスのシニア新興国エコノミスト、ジェイソン・トゥベイ氏は「アーバル総裁はインフレ対応能力を示すため、市場予想を超える対応を行う用意を表明している」と指摘。ラボバンクのシニア新興国外為市場ストラテジスト、ピオトル・マティス氏は「外国人投資家のリラに対する強気姿勢を回復するには、市場予想を超えた対応が最も効果的だ」と述べた。

アーバル総裁は、インフレ率は23年末までに目標の5%に戻るとの見解を表明。インフレ率の低下が予想される今年下半期には、中銀は利下げに動くとの見方が出ている。

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