May 30, 2018 / 12:05 AM / 3 months ago

トルコ高官ら、中銀の独立性強調 大統領の強硬発言を軌道修正

[ロンドン 29日 ロイター] - トルコの高官2人は29日にロンドンで開かれた投資家との会合で、中央銀行はリラ防衛に向けた行動で独立性を認められていると強調し、エルドアン大統領の金利政策を巡る強硬発言について軌道修正を図った。複数の参加者が明らかにした。

5月29日、トルコの高官2人はロンドンで開かれた投資家との会合で、中央銀行はリラ防衛に向けた行動で独立性を認められていると強調し、エルドアン大統領の金利政策を巡る強硬発言について軌道修正を図った。写真はリラ紙幣。2017年10月撮影(2018年 ロイター/Murad Sezer)

会合はシムシェキ副首相とチェティンカヤ中銀総裁が出席し、複数回開かれた。そのうち1回に参加した機関投資家は、匿名を条件に、「エルドアン大統領の1週間前の発言とは明確に異なるメッセージが発せられた」と明らかにした。

エルドアン大統領がリラ防衛策を直接的に認めるか、必要な措置を講じるよう副首相に要請することで間接的に容認することになると信じざるを得なくなったと述べた。

エルドアン大統領は今月既に、ロンドンで機関投資家との会合を開いており、その際、6月24日の大統領選・総選挙で勝利した場合に中銀への統制を強める意向を示した。また、物価抑制には低金利で対応すべきと主張した。

これを受けてリラは急落。中銀は300ベーシスポイント(bp)の緊急利上げでの対応を余儀なくされ、28日には複数金利による複雑な構造を簡素化する計画を明らかにした。

機関投資家によると、29日だけでシムシェキ、チェティンカヤ両氏と5つの会合が予定されていた。参加者らは、静かで落ち着いた雰囲気だったと語った。

シムシェキ、チェティンカヤ両氏はエルドアン氏の先の強硬発言について、大統領は「選挙モード」に入っていたと説明。ただ、エルドアン氏は現実主義で、「政権内には必要な措置についての理解がある」と述べたという。

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