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トルコ、がれき撤去作業強化 救出活動縮小

2月20日、トルコ災害緊急事態対策庁は、今月6日のトルコ・シリア大地震を受けた救出活動を縮小する中、がれきの撤去作業を強化していることを明らかにした。写真はアンタキヤの建物倒壊現場でたき火する被災者。同日撮影(2023年 ロイター/Maxim Shemetov)

[アンタキヤ(トルコ) 20日 ロイター] - トルコ災害緊急事態対策庁は20日、今月6日のトルコ・シリア大地震を受けた救出活動を縮小する中、がれきの撤去作業を強化していることを明らかにした。

両国の死者は4万6000人以上。同庁は1万3000台近い掘削機、クレーン、トラックなど産業車両を被災地に派遣したことを明らかにした。

同庁によると、トルコ国内の死者は4万1020人。死者は今後も増えるとみられている。国内で38万5000棟の集合住宅が倒壊・半壊しており、依然多くの行方不明者がいるという。

国連人口基金(UNFPA)は、両国の生存者のうち、緊急に生殖医療サービスを受ける必要がある妊婦が約35万6000人いると指摘。こうした妊婦の多くが仮設テントなどで避難生活を送っており、食料や飲料水を十分に確保できない状態にあるという。

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