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WHOのテドロス事務局長、トルコ支援表明 地震被災地を視察

 トルコ・シリア地震を巡りトルコの被災地を初めて訪れた世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は2月28日、WHOはトルコによる対応を支援すると表明した。2022年12月、ジュネーブで撮影(2023年 ロイター/Denis Balibouse)

[アダナ(トルコ) 28日 ロイター] - トルコ・シリア地震を巡りトルコの被災地を初めて訪れた世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は28日、WHOはトルコによる対応を支援すると表明した。

過去3週間にトルコ南東部と隣国シリアにかけて発生している大規模地震では、本震と余震による死者は5万人を超え、10万8000人が負傷。数百万人がテントに非難したり、他の都市への移動を模索したりしている。

災害緊急事態対策庁(AFAD)によると、27日に発生したマグニチュード5.6の余震では2人が死亡、140人が負傷した。

テドロス氏は、被災状況は近代史の中で「極めて大規模」としたうえで、トルコは「最善を尽くして」いるが、被災者救済には国際支援が必要と指摘した。

同氏は、被害が最も深刻だった都市の1つであるアンタキヤでコカ・トルコ保健相と共同記者会見し、避難所の衛生状態を協議したと説明。「呼吸器および胃腸感染症、多くが心的外傷を受けているため特に精神的な問題への対応、整形外科を中心とするリハビリプログラムなどを協議した。WHOとしては、問題の判明と記録および当局の優先順位に基づき、可能な限りの支援を提供していく」と述べた。

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