[ロンドン 15日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバルのアナリストは15日、トルコが先週発表した改革案はリラに対する信頼回復に不十分と述べた。
トルコ政府は10日、国営銀行への資本注入や民間銀行の資本増強支援に向け280億リラ(49億2000万ドル)相当の債券を発行する方針を示した。
S&Pの欧州・中東・アフリカ(EMEA)ソブリン格付けを担当するフランク・ジル氏は「海外投資家やトルコの家計にとって大きな問題はリラが依然として投資可能な通貨かどうかだ」と指摘。「われわれの見解では、改革案はこの問題に答えていない」と述べた。
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