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トルコ、米製品に報復関税 車やアルコールなど対象 リラは急反発

[イスタンブール 15日 ロイター] - トルコ政府は15日、乗用車やアルコール、たばこなど一部の米国製品に対する関税を2倍に引き上げた。追加関税は乗用車が120%、アルコール飲料は140%、葉タバコは60%。この他、化粧品、コメ、石炭などの関税も2倍に引き上げられた。

国営アナトリア通信がペクジャン商業相の話として報じたところによると、追加関税額は5億3300万ドル程度となる見込み。

オクタイ副大統領は「米国によるトルコ経済への意図的な攻撃に対する報復措置」とツイッターでコメントした。

こうした中、トルコリラは対ドルTRYTOM=D3TRY=で急反発。一時6%近く値上がりし5.75リラを付けた。スパイ容疑で拘束されていたギリシャ兵2人が裁判所の決定で釈放されたことが上げのきっかけだが、中銀が市場の流動性圧縮に動いていることや、規制当局が銀行の外貨スワップ取引の制限を強化すると発表したこともリラ相場を押し上げた。

トルコの銀行監督当局、銀行調整監視機構(BDDK)は15日、国内銀行による外国銀行との外貨のスワップ、スポット、フォワード取引を銀行資本の25%に制限すると発表した。ある市場関係者は「当該措置により、外国勢によるリラのショート(売り持ち)は抑制され、オフショアの流動性も弱まるだろう」と述べた。

トルコによる米国人牧師拘束やその他の外交問題を背景に、米国とトルコの関係は悪化。トランプ大統領は10日、トルコから輸入するアルミニウムと鉄鋼の関税を引き上げることを承認したと発表した。トルコのエルドアン大統領は14日、米国製の電化製品に対して不買運動を実施すると表明している。

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