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トルコ中銀への早期利下げ期待は偏見─総裁=ブルームバーグ

 トルコ中央銀行のカブジュオール新総裁はブルームバーグのインタビューに応え、4月にも利下げを行うというのは「偏った」見方との認識を示した。写真はリラ紙幣。2017年10月撮影(2021年 ロイター/Murad Sezer)

[アンカラ 29日 ロイター] - トルコ中央銀行のカブジュオール新総裁はブルームバーグのインタビューに応え、4月にも利下げを行うというのは「偏った」見方との認識を示した。中銀は5%のインフレ目標の達成に向け、引き続き最大限努力すると強調した。

「4月もしくはそれ以降の金融政策委員会で直ちに利下げが行われるというような偏ったアプローチを認めない」と言明した。

カブジュオール氏はこれまで高金利を批判してきたため、市場では政策金利が現在の19%から引き下げられ、物価上昇率を下回るのではないかとの懸念が高まっている。2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比15.6%上昇した。

同氏は構造的な問題も物価に影響を及ぼすと指摘し、そうした要因による物価上昇は中銀の取り組みの対象ではないとの見解を示した。

その上で、高水準で変動の大きい生鮮食品価格とサービス価格を引き下げることや、為替相場が物価に及ぼす影響を抑制することが一段と重要になっていると述べた。

エルドアン大統領が最近打ち出した経済対策は構造的な問題への取り組みに役立つとの見方を示した。

中銀の独立性をどうやって市場に信用させるかとの質問には、これからも物価を引き下げるための措置を独自に行っていくと答えた。

また1週間物レポレートが今後も主要な政策金利になるとしたほか、条件が整った際には大幅に減少した外貨準備を増やしていくと表明した。

政策スタンスを決定する上で、物価上昇率とインフレ期待、海外市場の実質利回り、世界的な資本移動、トルコ国内の資産配分などを考慮する考えを示した。

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