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米ツイッター、グリーン議員のアカウント停止 コロナ巡る偽情報対策

 7月20日、米ツイッターは19日、共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員の投稿内容が新型コロナウイルスの偽情報に関する同社のポリシーに違反したとしたとしてアカウントを停止したことを明らかにした。オハイオの集会で先月撮影(2021年 ロイター/Gaelen Morse)

[20日 ロイター] - 米ツイッターは19日、共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員のアカウントを一時的に停止したことを明らかにした。投稿内容が、新型コロナウイルスの偽情報に関する同社のポリシーに違反したとしている。

グリーン議員は、新型コロナは肥満していない人や65歳未満の人には危険ではないと投稿。米食品医薬品局(FDA)が承認していないワクチンの接種やマスクの着用を義務付けるべきではないと主張した。

ツイッターは、この投稿に「誤解を招く」とのラベルを付けた。

米国では、FDAが緊急使用を許可したファイザー、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチンが利用されている。いずれのワクチンも正式承認は受けていないが、多数の研究で有効性が確認されている。

バイデン大統領は、ソーシャルメディアに対し、ワクチンに関する偽情報に対策を講じるよう求めている。

ツイッターによると、グリーン議員のアカウントは12時間停止される。

グリーン議員はフェイスブック・ライブに投稿したビデオ声明で、アカウントが一時的に停止されたことを認めた上で、バイデン政権が言論の自由を抑圧しようとしていると批判した。

同議員は6月にも、新型コロナ対策のマスク着用義務とワクチン接種をホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)にたとえ、謝罪に追い込まれた。

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