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マスク氏は事前に偽アカウント情報求めず、ツイッターが交渉経緯公表

 米ツイッターは17日公表した株主総会委任状説明書で、同社買収を提案したテスラCEOのイーロン・マスク氏との交渉経緯を明らかにした。写真はツイッターのロゴと、スマートフォンに映るマスク氏のツイッターのプロフィール。4月28日撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

[17日 ロイター] - 短文投稿サイト運営の米ツイッターは17日公表した株主総会委任状説明書(総会に提出される議案内容の説明書)で、同社買収を提案した米電気自動車(EV)大手テスラ最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏との交渉経緯を明らかにした。

それによるとマスク氏は自身が「最善かつ最終」と称した提案で合意することを急ぎ、現在同氏が懸念を示している偽アカウント比率問題について事前に質問しなかった事実が分かった。交渉が行われたのは4月23日と24日で、デューディリジェンス(買収対象企業の精査)は実行されなかったという。

委任状説明書には、マスク氏が買収合意文書に署名した4月25日の後に初めて、ツイッターの迷惑アカウントや偽アカウントが全体の5%未満という同社推計値が正確どうか疑問を呈し、少なくとも20%に達しているはずだと主張した。ツイッターは届出書類で、実際の比率が推計値より高い恐れがあると記述していたにもかかわらずだ。

複数の外部調査機関は、ツイッターの数百万のプロフィールのうち9─15%がボット(自動投稿プログラム)だと見積もっている。

マスク氏は17日、ツイッターのアグラワルCEOが偽アカウント推計値の正しさを証明するのを拒否しており、アグラワル氏がそれを証明するまで取引を進めないと断言した。しかし委任状説明書に基づくと、合意に至る交渉においてマスク氏がこの問題に関する情報を積極的に入手する努力をした形跡はない。

同説明書は「マスク氏は秘密保持契約に入るに際して質問したり、ツイッターについての非公開情報を要求したりしなかった」と記している。

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