[17日 ロイター] - 短文投稿サイトを運営する米ツイッターは誤情報対策の一環で、誤解を招く内容と思われる企業のツイートをユーザーが報告できる機能の実用化実験に乗り出す。
同社によると、政治や保健医療に関して誤解を与えかねない、またはその他の理由で不正確と判断したツイートを報告することが可能になる。
実験は米国とオーストラリア、韓国を皮切りに始める。
報告されたツイートは自動化技術と担当者が精査した上で、対応を取るかどうか判断を出す。
ツイッターが誤情報拡散の恐れがある投稿内容の特定でユーザーの協力を仰ぐのは初めてではない。同社は1月に誤情報を含むツイートに関して注記を書いたり、文脈を補足したりできるようにする「バードウオッチ」というプログラムを開始したものの、注記は別のウェブサイトに掲載されている。
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