[7日 ロイター] - 米ツイッターのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は7日に行った投資家向け動画配信で、今年4─6月期にはキャッシュフローがプラスになる可能性があるとの見方を示した。コスト圧縮の取り組みやユーザーの増加を理由に挙げている。
マスク氏は、ツイッターには現在、「収益化が可能な」2億5300万人のデイリーアクティブユーザーが存在すると主張した。
ただツイッターは、マスク氏が昨年10月に買収を完了して以降混乱が続き、不確実性も高まっている。7日には今年に入って6回目の大規模な障害も発生。複数の関係者はロイターに、サービスの障害防止や問題解決に従事するシステムエンジニアの多くが退職したことなどが懸念要素になっていると指摘した。
絶対的な言論の自由を掲げるマスク氏がコンテンツのモデレーション(適切な管理)についてどのような方針を採用するかが不透明だとして、一部の広告主がツイッターから離れる動きも出ている。
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