[23日 ロイター] - 米ツイッターは23日、お気に入りのコンテンツクリエーターに暗号資産(仮想通貨)ビットコインで「投げ銭」を送金できる機能を開始すると発表した。
こうしたデジタル決済の送金や受け取りはこれまで一部のユーザーに限定されていたが、アップルのモバイル端末向け基本ソフト「iOS」を利用するユーザーは全世界で利用できるようになる。
また、音声チャットルーム「スペース」のホストに支払いができる機能も始める。クリエーター向けファンドを立ち上げ、スペースで定期的に音声番組をホストするユーザーに資金面、技術面、マーケティング面でサポートする。
新機能には、人気のクリエーターを集めることでフェイスブックやアルファベット傘下のグーグルが運営するユーチューブに対抗する狙いがある。
さらに、ブロックチェーンを利用したデジタル資産の一種「非代替性トークン(NFT)」の認証もサポート。また、自分のツイートへの返信で見たくない特定の言葉をフィルタリングできる機能なども検討する。
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