July 5, 2018 / 2:56 PM / 10 days ago

ESM役割拡大案、メルシュECB専務理事と独連銀総裁が異論

[リンツ(オーストリア) 5日 ロイター] - 欧州連合(EU)は前週の首脳会議で、ユーロ圏救済基金である欧州安定メカニズム(ESM)の役割を拡大することで合意したが、欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事とドイツ連銀のバイトマン総裁は、こうしたメカニズムに依存すれば各国政府の健全な財政政策運営の意欲が削がれる恐れがあるとして、異論を唱えた。

EU首脳は6月29日、統合がより深化したユーロ圏でESMの役割を拡大すべきとの見解で一致。ただ統合深化について、財政規律が緩い国との統合でより大きな責務を負うことになるとしてドイツなどが反対姿勢を示しており、今回の首脳会議では詳細については踏み込まなかった。

バイトマン氏はオーストリア中央銀行が主催した会議で、「最終的にユーロ圏が費用を支払う場合、各国政府にリスクのある政策を回避する理由はあるのだろうか」と指摘。

メルシュ氏は、欧州委員会のほか、フランスとドイツの提案は「モラルハザード」への対応で踏み込んだものではなかったとし、逆に「政策に起因する失業増に報いる」事態になるとの認識を示した。

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