[ロンドン 19日 ロイター] - 英最高裁は19日、米配車大手ウーバー・テクノロジーズの運転手の権利を巡る訴訟で、運転手に従業員としての権利を認める判断を下した。配車や宅配サービスを単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」に頼るウーバーにとっては痛手となる。
ウーバーの元運転手2人が2016年、最低賃金や有給休暇などの従業員としての権利を求め訴えを起こし、計25人の運転手が訴訟に加わっていた。
ウーバーは今回の判決について、英国にいる同社の運転手6万人(ロンドンで4万5000人)全員には適用されないと主張している。
が訴訟で、運転手側の主張を認める判断を下した。
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