April 25, 2019 / 3:21 PM / a month ago

UPDATE 1-UBS、今年の目標達成へ市況回復期待 投資銀行部門減益

(今年の目標に対する認識や決算の詳しい内容、CEOや幹部、アナリストのコメント、株価を追加します。)

[チューリヒ 25日 ロイター] - スイスの金融大手UBSが25日発表した第1・四半期決算は、投資銀行部門の調整後利益が64%減少した。今年の目標達成に向け市況回復に期待を寄せた。

純利益は11億4000万ドルと、前年比27%減少したものの、市場予想は上回った。インフロント・データによる市場予想の中央値は46%減の8億4800万ドル。自社予想は9億0200万ドルだった。投資銀行部門収入の落ち込みが予想ほど大きくなかったことや、事務管理部門の会計上の一部利益が下支えした。

ウェルスマネジメント部門の調整後利益は21%減少した。トレーディングが低調だったほか、顧客が現金を積み増した。

投資銀行部門のエクイティ業務は22%の減収となった。特に金融派生商品を巡る顧客活動が低調だった。

セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)はアナリストとの電話会議で「市場の正常化が必要。仮に(マクロ経済)要因が想定時期に確認できなければ、こうした目標の完全達成はできなくなる可能性がある」と話した。

幹部らは今年の利益目標達成に向け「急な上り坂」が待ち構えているとし、最初の指標は今年の目標を下回る昨年のリターン達成と指摘。コスト削減を目指すほか、回復の初期兆候を示しつつある市場の反発に期待するとした。

3─4月に顧客活動が幾分加速したとし、より楽観的なセンチメントが広がり、ウェルスマネジメント部門への投資資産が増え、収入押し上げにつながると見通した。

また、10億ドルを上限とする今年の自社株買いプログラムを第2・四半期に再開すると明らかにした。自社株買いのペースは、事業の見通し次第だと述べた。今年の配当は1桁台半ばのペースで増加する見込みだという。

自社のアセットマネジメント部門とドイツ銀行傘下DWSの連携可能性について、幹部らはコメントを控えた。ただ、株主価値の創造に特化した合併・買収に向け、実際的なアプローチを取ったと説明した。

シティのアナリストらはメモで「決算内容は懸念していたほど悪くなかった」と分析。ただ、今年の普通株等Tier1(CET1)ベースの株主資本利益率(ROE)の15%前後とする目標達成は難しいと指摘した。

その上で「決算は多少の安心感をもたらす公算が大きく、自社株買い再開もプラス」とした。

決算公表を受け株価は約1.3%上昇している。

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