July 23, 2019 / 9:11 AM / a month ago

UBS、第2四半期は予想外の増益 リテール・法人事業が好調

[チューリヒ 23日 ロイター] - スイスの金融大手UBSが発表した第2・四半期決算は、富裕層事業や投資銀行事業が不振だったものの、リテール(小口金融)と法人向け事業が好調で、純利益がアナリストの予想に反して増加した。

第2・四半期の純利益は1%増の14億ドル。UBSがまとめたアナリストのコンセンサス予想は24.9%の減益だった。

エルモッティ最高経営責任者(CEO)は、CNBCに対し「今回も事業多様化の効果が表れた」と述べた。顧客のセンチメントが改善し、第3・四半期に期待が持てると説明した。

投資銀行部門は23%の減益。株式部門が9%の減収となったほか、外為・金利・クレジット部門も7%の減収だった。

ただ助言部門は収入が59%増加。アジアや米国で人員を増強したことが奏功して案件が増え、シェアが回復した。

ウェルスマネジメント部門は、新規の顧客資金が差し引き20億の流出となった。納税目的の顧客の解約が50億ドル以上となったことが背景。

UBSは、富裕層事業は地元スイスでは競争が厳しく飽和状態である上、欧州経済の見通しも思わしくないことから、米国の超富裕層を照準に事業を展開。その結果、同事業では、北米・南米地域が唯一、増収増益となった。

また他の銀行との提携も模索。6月には、三井住友トラスト・ホールディングスと日本における富裕層向けウェルス・マネジメント事業で資本・業務提携した。

UBSは、富裕層部門の税引き前利益の伸び率について、2019─2021年の目標レンジ(10─15%)の上限を目指している。

アナリストからは、富裕層部門の中期目標達成に懐疑的な声も聞かれる。

UBSは、利ざや拡大に向け2019年に少なくとも3億ドルの経費削減を目指す。配当は、中期目標の下限となる1桁台半ばの伸びを見込む。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below