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UBSがグループ持ち株会社に移行へ、特別配当計画
2014年5月6日 / 07:27 / 4年前

UBSがグループ持ち株会社に移行へ、特別配当計画

[チューリヒ 6日 ロイター] - スイス銀行最大手UBSUBSN.VXは、グループ持ち株会社の導入を通じた組織再編を実施する。危機の際の会社分割を容易にすることが狙いで、再編後は積み上げるべき引当金が減少する。

 5月6日、スイス銀行最大手UBSが、グループ持ち株会社の導入を通じた組織再編を実施することが明らかに。写真は同行のロゴ。昨年12月撮影(2014年 ロイター/Arnd Wiegmann)

UBSは2008年の金融危機の際に公的資金の注入を受けている。現在の親会社を中心に支店網が広がる組織を再編し、持ち株会社を設置することで、1カ所の支店で問題が生じた場合も他への影響を抑えられ、公的支援を仰ぐ事態を防げるとみている。

同行は新たな持ち株会社と株式のスワップを予定しており、株主の参加を促すために1株当たり0.25スイスフランの特別配当を計画している。

再編後の組織では、スイス子会社のほかに、別資本の英国子会社、米事業のための持ち株会社を設置する予定。

セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は、これまで投資銀行部門の縮小を進め、リスクがより低いプライベートバンク事業に資源を集中してきたことが功を奏し、株主へのリターンにつながるとの見解を示した。

同氏はアナリストと投資家への説明会で、「われわれの事業を支援するのに必要ではない余剰な資本は還元する意向だ」と明らかにした。

UBSがこの日発表した第1・四半期の決算は、純利益が前年同期比7%増の10億5000万スイスフラン(12億ドル)となり、ロイターがまとめたアナリスト予想の9億0500万フランを上回った。

投資銀行部門の利益は前年同期比で50%以上減少した。株式、為替、債券のトレーディング収入が減少したことが要因。

特別配当の発表を受けて、6日の取引でUBSの株価は一時1%以上上昇した。

シティグループのアナリストは、「資本還元のニュースが好感されている」と指摘。

UBSはまた、2016年までに株主資本利益率(ROE)を現在の8.7%から15%に引き上げる目標を維持した。

*内容を追加して再送します。

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