September 18, 2019 / 9:41 AM / a month ago

8月の英CPI、16年以来の低い伸び

[ロンドン 18日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前年比で2016年12月以来の低い伸びとなった。企業の製造コストは、2016年以来の前年割れ。住宅価格は2012年以来の低い伸びとなった。欧州連合(EU)離脱が近づくなかでの物価圧力の弱まりは、消費者の購買力を高めるとみられる。

 9月18日、英国立統計局(ONS)が発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前年比で2016年12月以来の低い伸びとなった。写真はロンドンのウェストエンドを歩く買い物客。2018年12月撮影(2019年 ロイター/Henry Nicholls)

8月のCPIは前年比1.7%上昇。7月の2.1%上昇から予想以上に減速した。ロイターがまとめたエコノミストの予想は1.9%上昇だった。

EY・ITEMクラブのエコノミスト、ハワード・アーチャー氏は「ブレグジット、国内政局、世界経済の不透明感で経済が失速している状況で、消費者の購買力回復は朗報」と述べた。

指標を受けてポンドGBP=D3は下げ幅を拡大し、直近で0.3%安の1.2454ドル。英国債利回りは低下している。

ONSの当局者は、8月のCPI鈍化について、コンピューターゲームの価格下落や、衣料品の価格が夏のセール終了後も前年ほど上昇しなかったことが主な要因と説明した。

前年比上昇率の7月に比べた低下幅は、2014年終盤以来の大きさとなった。

イングランド銀行(英中銀)は前月、第4・四半期のインフレ率が1.6%と3年ぶりの低水準に低下すると予想していた。

コアCPIは前年比1.5%上昇に鈍化。エコノミストの予想(1.8%上昇)も下回った。

製造コストの消費者物価への転嫁圧力も弱い。生産者物価指数(PPI)の投入指数は前年比0.8%低下。原油安を受けて、7月の0.9%上昇から下落に転じた。

合わせて発表された7月の住宅価格は前年比0.7%上昇。6月の1.4%上昇から減速し、2012年9月以来の低い伸びとなった。

イングランドの9地区中4地区が前年比で下落した。

*内容を追加しました。

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