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英CPI、8月は前年比+9.9% 燃料価格下落で約1年ぶりに鈍化

 9月14日、英国立統計局(ONS)が発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比9.9%上昇した。写真は6月、ロンドンで撮影(2022年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 14日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が14日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比9.9%上昇した。燃料価格の下落を背景に、伸び率は40年ぶりの高水準だった7月の10.1%から鈍化した。ロイターがまとめた市場予想は10.2%上昇だった。

前年比の伸び率が鈍化するのは2021年9月以来約1年ぶり。

統計発表後、ポンド相場は下落した。ただエコノミストは、インフレ率は年内、再び加速すると予想。イングランド銀行(英中央銀行)が22日に開催する金融政策委員会で追加利上げを決めるとみている。

キャピタル・エコノミクスの英国チーフエコノミスト、ポール・デールズ氏は「総合およびコアの英CPIは、まだピークには達していない。英中銀は引き締めを継続する必要があるだろう」などと述べた。

季節調整前の前月比では0.5%上昇した。7月は同0.6%上昇しており、エコノミストも0.6%上昇を予想していた。

8月は車両用燃料・潤滑油の価格が6.8%下落し、20年4月以来の大幅なマイナスとなった。

金利先物は、英中銀が22日に政策金利を75ベーシスポイント(bp)引き上げて2.5%とする確率を79%と織り込んでいる。

トラス新首相は家計のエネルギー料金に上限を設けることを決定している。キャピタル・エコノミクスのデールズ氏は、インフレ率は上限が導入される10月に11%で頭打ちとなるとの見通しを示した。英中銀は先月、ピークを13%超と予想していた。

8月のCPIは、食品・エネルギー・アルコール・たばこを除くコアベースでは前年同月比6.3%上昇した。伸び率は7月の6.2%から加速し、1992年以来の高水準となった。

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