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英CPI、12月前年比+10.5%に鈍化 食品は77年以来の大幅上昇

1月18日、英国立統計局(ONS)が発表した2022年12月の消費者物価指数(CPI)は前年比上昇率が3カ月ぶりの低水準の10.5%に低下した。ロンドンで2022年12月撮影(2023年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 18日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が18日発表した2022年12月の消費者物価指数(CPI)は前年比上昇率が3カ月ぶりの低水準の10.5%に低下した。ただ食品・飲料は引き続き値上がりし1977年以来の大幅な上昇率となった。

CPI上昇率は10月に前年比11.1%と41年ぶりの高い伸びを記録したが、11月(10.7%)、12月と低下した。市場予想も10.5%上昇だった。

ガソリンや衣料の価格がCPIを押し下げる一方、食品・非アルコール飲料は前年比16.8%上昇し77年9月以来の上昇率だった。

ONSのチーフエコノミストは「食品価格が引き続き上昇した。店舗やカフェ、レストランでも価格が上昇している」と指摘した。

エネルギー、食品、アルコール、たばこを除外したコアCPIは11月と同じく前年比6.3%上昇だった。

ハント財務相は、CPIを受け、高インフレは「家庭や財政にとって悪夢」で、企業投資に打撃を与え、ストライキにつながったと指摘。「どんなに厳しくとも、インフレを抑制する計画を堅持する必要がある」と述べた。

HSBCのシニアエコノミスト、リズ・マーティンズ氏は「CPI全体の伸び率が鈍化しており、賃金・物価スパイラルのリスクは減るかもしれない。ただ水準を見ると、イングランド銀行(英中央銀行)の仕事はまだ終わっていない」と述べた。

指標発表後、ポンドは対ドルで上昇した。

一部の中銀当局者が上昇圧力が根強いと指摘しているサービス価格の上昇率は6.8%と、92年3月以来の高水準だった。

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