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英著名投資家ウッドフォード氏がファンド閉鎖、解約請求相次ぐ

10月15日、英国でかつて最も著名な投資家の1人だったニール・ウッドフォード氏(写真)が自身の資産運用事業を廃業したと発表した。提供写真(2019年 ロイター/Jonathan Atkins)

[ロンドン 15日 ロイター] - 英国でかつて最も著名な投資家の1人だったニール・ウッドフォード氏が15日、自身の資産運用事業を廃業したと発表した。

同氏の旗艦ファンド「LF・ウッドフォード・エクイティ・インカム・ファンド」は運用成績不振で解約請求が相次ぎ、6月に解約受け付けを停止。ウッドフォード氏は12月のファンド再開を目指していたが難航し、この15日に資産管理会社のリンク・ファンド・ソリューションズが手じまいとウッドフォード氏のマネジャー職からの解雇で介入し、閉鎖に至った。

ウッドフォード氏は他の2つのファンド、「LF・ウッドフォード・インカム・フォーカス・ファンド」と「ウッドフォード・ペイシェント・キャピタル・トラスト(WPCT)」WCPT.Lについても運用を中止することを決めた。

これを受け、LF・ウッドフォード・インカム・フォーカス・ファンドの資産管理会社リンク・ファンド・ソリューションズは16日付の投資家向け書簡で、解約が相次ぐと予想されるとして、同ファンドの取引を停止したことを明らかにした。取引の停止はさらなる通知があるまで続き、少なくとも28日ごとに見直されるとした。

取引停止期間中には別の投資マネジャーの任命を含め、複数の選択肢を検討するという。

唯一の上場ファンドであるWPCTの株価は16日の寄り付きで10%超下落。一時は30.36ペンスを付け、過去最安値を更新した。

イングランド銀行(BOE、英中央銀行)のカーニー総裁は15日、ウッドフォード氏のファンド閉鎖によってオープンエンド型ファンドの持つ構造問題が喚起されたと述べた。BOEと英金融行動監視機構(FCA)は現在、こうしたファンドの仕組みについて検証している。

ウッドフォード氏は2014年に自身の資産運用会社を設立。個人投資家を中心に急速に資金を集め、ピーク時の運用資産は140億ポンド(179億ドル)に達した。

しかしここ2年間は、多くの英企業への投資が振るわず、投資家からの解約請求が増えていた。

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