April 10, 2019 / 10:44 AM / 12 days ago

英GDP、2月は前月比+0.2% EU離脱控え在庫積み増し

[ロンドン 10日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した2月の国内総生産(GDP)は前月比0.2%増と、予想を上回った。

欧州連合(EU)離脱を控えて、製造業者の顧客の間で在庫を積み増す動きが広がった。ロイターがまとめた市場予想は前月比ゼロ%増だった。

2月までの3カ月間のGDPは前期比0.3%増。伸び率は1月までの3カ月間(改定値)と同水準だった。予想の0.2%増を上回った。

2月のGDPは前年比では2.0%増加した。2017年末以来の高い伸びとなった。

2月の製造業生産は前月比0.9%増。ロイター調査の予想をすべて上回った。GDP伸び率の約半分を製造業生産が占めた。

ONSによると、3月29日に予定されていたEU離脱を控えて、前倒しで商品を発注する動きが広がった。今後数カ月はその反動で受注が伸び悩む公算が大きいという。

2月のサービス業は前月比0.1%増。金融サービス部門が過去最長となる12カ月連続で縮小した。建設業は0.4%増だった。

世界経済の低迷が英経済の重しになっている兆候も出ている。

2月までの3カ月間の輸出は数量ベースで前期比0.4%減。輸入は6.8%増加した。

輸入の増加がEU離脱を控えた在庫の補充によるものかは不明という。

ポンドGBP=D3対ドルで一時0.2%上昇し1.3086ドルの高値を付けたが、その後は下落。

パンテオン・マクロエコノミクスのエコノミスト、サミュエル・トゥームズ氏は顧客向けリポートで、今回の底堅いデータ、また賃金が10年ぶりの速いペースで上昇していることで、英中銀が今年利上げを行う圧力が高まるとの見方を示した。

「投資家が織り込んでいる今年の利上げ確率は20%だが、われわれはこれは低すぎる水準だと引き続き考えており、中銀が年末までに政策金利を引き上げると見込んでいる」と指摘した。

国際通貨基金(IMF)は9日、英国の2019年成長率について、合意なきEU離脱による衝撃を回避できた場合は1.2%になると予想した。これはドイツの0.8%を上回り、フランスの1.3%を若干下回る水準となる。

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