[ロンドン 18日 ロイター] - IHSマークイットが18日発表した11月の英家計指数は44.4で、1月以来の水準に回復したものの、家計について悲観的な見方がなお一般的であることが示された。失業不安が背景にあるとみられる。
業種別では小売りと製造業で失業不安が特に大きかった。ただ、雇用や所得の水準は上昇した。
IHSマークイットのエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏は「英家計は引き続き雇用の安定について懸念しており、自動車や旅行のような高額支出が手控えられている」と指摘した。
調査によると、イングランド銀行(中央銀行)が「将来的に」利下げすると予想したのは全体の21%強で、10月の25.5%から低下した。