August 9, 2019 / 1:32 AM / in 14 days

英国が中期歳出計画の公表を来年に延期、EU離脱準備を優先

 8月8日、英国のジャビド財務相(写真)は、今年予定されていた中期歳出計画の発表を先送りする考えを示した。財務省職員が10月31日に期日を迎える欧州連合(EU)離脱への準備に注力できるようにする。7月にロンドンで撮影(2019年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 8日 ロイター] - 英国のジャビド財務相は、今年予定されていた中期歳出計画の発表を先送りする考えを示した。財務省職員が10月31日に期日を迎える欧州連合(EU)離脱への準備に注力できるようにする。

向こう3年間の歳出計画の発表は来年に延期し、その代わりに来月、2020/21年度分のみの歳出予算を公表する。同年度の歳出総額は、ハモンド前財務相が打ち出した財政規則に沿ったものになるとした。

今秋には秋季財政報告も控えているが、日付はまだ決まっていない。財政報告でジャビド財務相は、ジョンソン首相が与党保守党の党首選で公約した減税の財源を特定するよう迫られる。

ジョンソン首相はEUとの合意の有無にかかわらず10月31日に離脱する方針を示しており、合意なき離脱となれば経済が混乱し、予算を重点配分すべき項目が新たに加わる可能性が指摘されている。

ジャビド財務相は、来年の各政府機関の予算の策定を9月に前倒しすることで「国民の優先事項について予算手当すると同時に、ブレグジット(EU離脱)に備える」と説明した。

英国政府が最後に本格的な中期歳出計画を発表したのは2015年11月で、2020年3月までの複数年度について中央および地方政府の予算枠を定めた。

ジョンソン首相は党首選で、既存の財政規則を支持しない考えを示していた。財政規則は来年の構造的な財政赤字の対国内総生産(GDP)比率を2%未満に抑えることなどを規定している。一方、同首相は減税のほか、警察官の増員、学校関連予算の引き上げ、貧困地域向けの支援金、国民保険への支出拡大を公約している。

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