April 11, 2018 / 10:05 AM / 7 months ago

英製造業生産指数、2月はほぼ1年ぶりに低下 予想下回る

[ロンドン 11日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が11日発表した2月の製造業生産指数は予想外に前月比0.2%低下した。1月は当初発表の0.1%上昇から変わらずに下方改定された。

同指数の低下は2017年3月以来、ほぼ1年ぶり。ロイターが集計したエコノミスト調査では0.2%の上昇が予想されていた。

第1・四半期の英国経済が減速した可能性を示す兆候が増えたことを意味する。

2月には、建設生産指数も上昇予想に反して前月比1.6%低下した。予想は0.7%上昇、1月は3.1%の大幅低下だった。

英国の経済成長は、欧州連合(EU)離脱決定後のポンド安でインフレ率が上昇し、消費者心理を悪化させる中、17年にやや鈍化した。ただ一方で、一部の輸出企業はポンド安やユーロ圏経済好転の恩恵を受けている。

11日発表された経済指標は全体として、英国経済が18年序盤に一段と冷え込んだことを示唆する業界動向調査とおおむね一致する内容。今年は、2月下旬から3月上旬にかけての寒波も圧迫要因になったとみられている。

17年の製造業生産は、世界的な好景気を背景に英国経済の明るい側面を映し出していた。

2月の製造業生産指数は前年比では2.5%の上昇。予想コンセンサスは3.3%上昇だった。

指数の低調な内容は、イングランド銀行(英中央銀行)当局者の関心を引く見込み。中銀は5月に追加利上げに踏み切ると広く予想されている。

中銀は2月、世界経済の回復を背景に経済成長見通しを引き上げ、当初の見立てよりも早期かつ一段の利上げが恐らく必要になるとの認識を示していた。

統計局によると、2月の鉱工業生産指数は前月比0.1%上昇した。1月の1.3%上昇から大きく減速し、コンセンサス予想の0.4%上昇も下回った。

鉱工業生産は英経済全体の生産の14%を占める。

統計局は、2月下旬の大雪が建設生産に悪影響を及ぼした兆候もあるが、影響を数値化するのは困難だとしている。

一方、同時に発表された2月の貿易収支は102億0300万ポンドの赤字で、赤字幅は1月の122億2800万ポンドから縮小した。赤字は昨年9月以来の低水準で、エコノミスト予想(119億5000万ポンド)よりも小幅だった。

ただ、赤字の縮小は輸出の改善というよりも、輸入の急減を反映している。

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