October 18, 2018 / 3:57 PM / a month ago

英小売売上高、9月は前月比0.8%下落 食品の売り上げ落ち込む

[ロンドン 18日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が18日発表した9月の小売売上高は前月比0.8%下落した。下落率はエコノミスト予想(0.4%下落)を上回り、半年ぶりの大きさで、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を前に経済のけん引役の一つに不透明感がでてきた。

夏は異例の猛暑とサッカーW杯効果でバーベキュー用の食品や飲料が伸びたものの、9月に入って食品の売り上げが落ち込んだ。

食品の売り上げは前月比1.5%減。2015年10月以来最大の落ち込みをみせた。

一方、家具や家電などの家庭用品は販促やセールなどが寄与して増加し、年率では2001年以来の伸びとなった。

前年比上昇率はエコノミストの加速予想に反し、8月の3.4%から3.0%に鈍化した。

ただ第3・四半期全体でみると、前年比上昇率は2016年第4・四半期以来の高水準だった。

英国の欧州連合(EU)離脱が決まった2016年の国民投票以降、英経済は減速傾向にあり、国民投票後のインフレ高進で家計の可処分所得には圧力がかかっているものの、個人消費はまずまず堅調に推移している。

コンサルティング会社EY・ITEMクラブのエコノミスト、ハワード・アーチャー氏は「9月の小売売り上げ減少で、消費者が目先、支出をさらに幾分抑えるのではないか、という見方を強めた。消費者の購買力はなお比較的限定されている」と述べた。

今週発表された指標は、6ー8月の平均週間賃金(除くボーナス)が、前年同期比3.1%増と約10年ぶりの大幅な伸びを記録したほか、9月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比2.4%で、上昇率は3カ月ぶりの低水準だった。

ONSは「食品の販売が鈍ったにもかかわらず、7ー9月の小売売上高は引き続き伸びた」と述べた。

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