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英サービスPMIは約1年ぶり低水準、EU離脱懸念で景気失速
2017年9月5日 / 09:41 / 19日前

英サービスPMIは約1年ぶり低水準、EU離脱懸念で景気失速

[ロンドン 5日 ロイター] - IHSマークイットとCIPSが発表した8月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は53.2と、7月の53.8から低下し、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の是非を問う国民投票後の昨年9月以降で最低となった。市場予想の53.5も下回った。

ブレグジットを巡る懸念が企業間に広がっているほか、インフレ高進やポンド安の影響が消費者に及んでおり、回復が進むユーロ圏に遅れをとる格好となっている。

IHSマークイットのエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は、サービス部門の鈍化はイングランド銀行(英中銀)が来週の政策会合で歴史的な低金利を継続する根拠になるとの見方を示した。

同氏によると、企業の見通しはわずかに改善したものの、景気鈍化または過去の景気後退時の低水準に近いままで、欧州連合(EU)離脱が主な懸念要因だという。

こうした指標を受け、IHSマークイットは第3・四半期の英国内総生産(GDP)が前期比プラス0.3%になると予想し、経済の勢いが徐々に失われつつあるとの見方を示した。

一方、サービス部門の雇用指数は、企業が受注残解消に努める中で19カ月ぶりの高水準となった。

総合PMIは53.8で、前月から0.1ポイント低下し、2月以来最も低い水準となった。

ウニクレディトのグループ首席エコノミスト、エリック・ニールセン氏は「インフレの影響で実質所得が衰えているほか、投資もブレグジットの行方がある程度明確にならないかぎり、経済のけん引役にはならない」として、経済の先行きに悲観的な見方を示す。

こうしたなか、キャピタル・エコノミクスのポール・ホリングワース氏は、政府統計がPMIよりも多少強めに出ていることから「年後半の経済成長はやや高い伸びとなる」と予想。ただ中銀は来年半ば頃までは金利据え置きを継続するだろうとした。

*内容を追加して再送します。

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