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チェルノブイリへの観光客が増加、米ドキュメンタリー放映で関心

[チェルノブイリ(ウクライナ) 4日 ロイター] - 米HBOのドキュメンタリー番組がきっかけで、1986年4月26日に原発事故が起きた旧ソ連(現ウクライナ)チェルノブイリへの観光客が増加している。

番組では、爆発の余波、大規模な除染作業、その後の調査が描かた。周囲は世界滅亡後の荒れ地のような光景で、野良犬が歩き回り、がれきの散乱する窓のない廃屋には雑草が生い茂っている。

原発で主に勤務した5万人が暮らしていたプリピャチはゴーストタウンとなり、遊園地には、メーデーの祝日である5月1日にオープンする予定だったメリーゴーランドが、さびついた姿をさらしている。

ソロイーストツアーズによると、5月の同地域への旅行者数は前年比で30%増加。番組放映以降、6―8月の予約は約40%増加したという。

日帰りコースでは、キエフ中心部からバスで120キロ移動し、被災者や見捨てられた村の記念碑を見学。チェルノブイリで唯一のレストランでランチ。その後、爆発した炉心を包む高さ105メートルの巨大な金属ドームで覆われた第4原子炉を見学。プリピャチ周辺の散策で締めくくる。

ツアーガイドのビクトリア・ブロジコ氏は「人々の関心は高まっている」とコメント。「立入禁止区域での放射線量は、24時間家にいる時と同じ2マイクロシーベルト前後だ」と述べ、安全だと主張した。

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