[ブリュッセル 22日 ロイター] - 世界最大のビール会社アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)は22日、ロシアの合弁会社ABインベブ・エフェスの持ち分を売却すると明らかにした。これに伴い第1・四半期に11億ドルの特別損失を計上する。
ABインベブは、ロシアのウクライナ侵攻を受け、3月にロシアでのバドワイザーの販売を停止し、合弁事業からの収益を放棄した。
22日の発表によると、合弁相手のトルコ企業アナドル・エフェスが持ち分を取得する。
ABインベブ・エフェスは2018年に設立。ロシア国内に11の醸造所、従業員3500人を抱える。ウクライナにも3カ所の醸造所を持ち、1800人を雇用している。
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