[キーウ(キエフ) 14日 ロイター] - ウクライナ軍幹部のオレクシー・グロモフ氏は14日、ウクライナ軍は西側諸国が提供した長距離兵器と155ミリ口径の砲弾を使ってロシアの弾薬庫や供給ラインを攻撃したと述べた。これによりロシア軍は前線への燃料や弾薬の供給方法の見直しを余儀なくされるという。
これに先立ち、ウクライナ軍は同日、ロシア軍が占領するウクライナ南部の町にある軍事検問所などを攻撃したと発表していた。
グロモフ氏は記者会見で、ウクライナ軍による攻撃には米国から供与された高機動ロケット砲システム「ハイマース」など西側諸国からの兵器供給が不可欠だと指摘。ロシア軍の兵たんや弾薬庫に打撃を与えており、「ロシア軍は弾薬や燃料の供給システムを変更せざるを得なくなっている」とした。
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