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伊ウニクレディト、ロシア事業撤退を検討

イタリアの銀行大手ウニクレディトは15日、ロシアからの撤退を検討していることを明らかにした。写真は2014年8月、ミラノで撮影(202年 ロイター/Stefano Rellandini)

[ミラノ/チューリヒ/ロンドン 15日 ロイター] - イタリアの銀行大手ウニクレディトは15日、ロシアからの撤退を検討していることを明らかにした。

アンドレア・オーセル最高経営責任者(CEO)は、ロシア事業の見直しを早急に進めているが、現地社員4000人と、ロシアから引き揚げようとしている欧州法人顧客のための解決策を見いだす必要があると述べた。

ロシア部門の融資残高は約80億ユーロ(88億ドル)で、現地の預金が原資となっている。

ロシア事業を手放した場合の損失は最大19億ユーロの見込みだが、国境をまたぐエクスポージャーやデリバティブのエクスポージャーでさらに55億ユーロの損失が生じる見通しという。

ウニクレディトはロシアへのエクスポージャーが比較的大きい欧州銀の一つ。

オーセル氏は、ウクライナ危機によって経済情勢が変化したとも指摘し、景気低迷と物価上昇が同時に進むスタグフレーションを想定していると述べた。

一方、スイスの金融大手クレディ・スイスは、ウェルスマネジメント部門の運用資産の約4%がロシア在住もしくは西側に住むロシア人顧客向けだと明らかにした。

同社は先週、昨年末時点のロシアに対する総信用リスクエクスポージャーが15億6900万スイスフラン(16億9000万ドル)だったと明らかにしていた。

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