for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

一部EU加盟国、ロシア外交官を国外退去 スパイ行為などの疑い

欧州連合(EU)に加盟するベルギー、オランダ、アイルランドなどは29日、スパイ行為などの疑いで複数のロシア外交官に国外退去を求めた。ロシアは「非友好的な行為」に対抗措置を講じる姿勢を示している。2018年1月撮影(2022年 ロイター/Francois Lenoir)

[ブリュッセル 29日 ロイター] - 欧州連合(EU)に加盟するベルギー、オランダ、アイルランドなどは29日、スパイ行為などの疑いで複数のロシア外交官に国外退去を求めた。ロシアは「非友好的な行為」に対抗措置を講じる姿勢を示している。

ベルギーはスパイ行為にかかわったとの疑いで、ブリュッセルの大使館とアントワープの領事館に勤務する合計21人のロシア外交官に国外退去を要請。国家安全保障に関わる問題に基づく措置であり、外交ルートは閉ざされていないとした。

オランダはベルギーと協調し、外交官の資格を持つ17人のロシアの情報要員に国外退去を要請。このほか、アイルランドがロシア大使館勤務の外交官4人、チェコがロシア大使館勤務の外交官1人に国外退去を求めた。

ロシア通信(RIA)によると、ロシア外務省のザハロワ報道官は「ロシアに対する全ての非友好的な措置に対抗措置が取られる」と述べた。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up