[ワシントン 14日 ロイター] - バイデン米大統領が来週、ブリュッセルを訪問し、北大西洋条約機構(NATO)首脳らとロシアのウクライナ侵攻について協議する見込みであることが、米国内外の関係筋の話で14日、明らかになった。
関係筋3人によると、23日にブリュッセルで他のNATO加盟国首脳らと会談する方向で最終調整が進められている。ただ、ウクライナ情勢が急激に変化しているため、計画が変更される可能性はあるという。
ある関係筋は、バイデン氏がNATO加盟国のポーランドも訪問する可能性があると述べた。ウクライナ西部のポーランド国境に近い軍事施設がロシア軍によって空爆され、35人が死亡したのを受け、ポーランドでも不安が高まっている。
ホワイトハウスのサキ報道官は、米国はNATOのパートナーや欧州同盟国と緊密に連携しているが、大統領の訪欧について最終決定はされていないと述べた。
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