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バイデン氏、一般教書演説でプーチン氏の暗い結末予想

[ワシントン 1日 ロイター] - バイデン米大統領は1日、上下両院合同会議で就任後初めてとなる一般教書演説に臨み、ロシアのプーチン大統領はウクライナ軍事侵攻に短期的に成功したとしても、長期的には高い代償を払うことになると強調した。

「彼は戦場では利益を得るかもしれないが、長期的には高い代償を払い続けることになる」と述べた上で、原稿は読まずに「これから何が起きるか全く分かっていない」と続けた。詳しい説明はなかった。

ロシア軍のウクライナ侵攻は開始から6日目となり、首都キエフに軍車両が迫っている。米欧は対ロシア制裁を強化し、同盟国に協調する動きが広がっている。

バイデン氏はロシア航空機に対する米領空飛行禁止も発表し、司法省がプーチン大統領とつながりが深いロシアの富豪のヨットや高級マンション、プライベート機の差し押さえを進めていると述べた。

「われわれはロシアが技術にアクセスするのを阻止している。同国の経済力は弱まり、軍は今後何年にもわたり弱体化するだろう」と語り、将来的にロシア軍にダメージを与える構想を示唆した。

「この時代の歴史が記される時、プーチン氏の対ウクライナ戦争でロシアは弱く、他の世界は強くなったという結果が示されるだろう」と力を込めた。

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