[ワシントン 6日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は6日、ロシア軍がウクライナの民間人を意図的に攻撃しているとの「極めて信頼できる報告」を米国が確認していると述べた。戦争犯罪に関する関連機関の調査で活用できるよう、これらの記録を収集していると明らかにした。
CNNの番組で語った。「特定兵器の使用について極めて信頼できる報告を確認している」とも述べた。
「現在、全ての情報をまとめており、戦争犯罪の有無に関する関連機関の調査を支えるために万全を期している」と説明した。
在ウクライナ米大使館は4日、ロシア軍がウクライナ南東部にある欧州最大級のザポロジエ原子力発電所を占拠したのを受け、原発への攻撃は戦争犯罪だとするツイートを投稿。米CNNによると、米国務省は欧州の全ての大使館に、このツイートをリツイートしないよう指示するメッセージを送った。
ブリンケン氏はこのツイートに言及しなかった。国務省にこのツイートが米政府の見解を示したものか問い合わせたところ、コメントを控えた。
ロシアは民間人居住地域は攻撃していないと主張している。
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