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ロシア産原油、中国国有企業が新規購入自制 独立系は密かに取引

 4月6日、中国の国有石油会社は、既存のロシア産原油購入契約を履行しているが、新規の契約は控えている。写真は中国の南京にある石油精製施設。2006年12月撮影(2022年 ロイター/Sean Yong)

[シンガポール 6日 ロイター] - 中国の国有石油会社は、既存のロシア産原油購入契約を履行しているが、新規の契約は控えている。事情に詳しい複数の関係筋が明らかにした。

ロシア産原油は大幅に割安となっているものの、西側が対ロ制裁を強める中、中国政府が慎重な対応を求めているという。

関係筋によると、国有の中国石油化工(シノペック)、中国海洋石油(CNOOC)、中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)、中国中化集団(シノケム)は5月積みのロシア産原油の取引を見送った。

米国がロシア産原油の輸入を禁止し、欧州連合(EU)がロスネフチとガスプロムネフチを制裁対象としたことを受け、中国国有企業は原油の追加購入でロシアを支援しているとみられたくないという。

ある関係者は「国有企業は自社の行動が中国政府を代表するとみられる可能性があるため慎重だ。誰もロシア産原油の買い手として名指しされたくはない」と語った。

一方、一部の独立系精製業者は、制裁を警戒して目立たない方法でロシア産原油を輸入している。あるディーラーは「一定の取引が行われているが、詳細は明かされていない」と述べた。これらの業者は現金送金や人民元決済などの代替手段を活用しているという。

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