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欧州委、ルーブル口座開設は制裁違反と警告 ロシア産ガス支払いで

 5月17日、 欧州連合(EU)欧州委員会は、対ロシア制裁に違反することなくEU企業がロシア産ガス代金を支払う方法を改めて示した。写真はウクライナ・キーウ近くのガス関連施設で2009年1月撮影(2022年 ロイター/Konstantin Chernichkin)

[ブリュッセル 17日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会は17日、域内企業がロシアの銀行にルーブル建ての口座を開設してガス代金を支払うのはEUの対ロシア制裁違反になると警告した。

これに先立ち、欧州委は制裁に違反することなく企業がロシア産ガスを購入する方法について新たな指針を発表していた。

13日にEU加盟国に提示された指針によると、既存の契約で合意した通貨で支払い、その通貨の支払いがあった時点で取引完了を宣言する場合に限り、EUの制裁措置は企業が指定銀行に口座を開設することを妨げず、企業はロシアのガスに対する支払いを行うことができる、という従来の勧告を再確認した。

EU企業がロシアのガス大手ガスプロムと結んでいる契約のほぼ全てがユーロまたはドル建てだ。

しかし、欧州委の報道官は17日、ガスプロムバンクにルーブル建て口座を開設することはEUの制裁違反になると指摘。定例記者会見で、「制裁の下で認めらると加盟国に示している範囲を超える」と述べた。

ロシアのプーチン大統領が署名した法令によると、取引が完了したと見なされるのは外貨がルーブルに交換されてからで、そのため企業は各通貨の2つの銀行口座が必要になる。

EUの指針は、各社はユーロまたはドルを支払った時点で、既存の契約上の義務が果たされたと見なすという「明確な声明」を出すべきだとしている。

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