[17日 ロイター」 - ロシアのプーチン大統領は17日、ウクライナの欧州連合(EU)加盟に全く異存はないと述べた。
プーチン氏は記者団にウクライナEU加盟の見通しについて問われ、「われわれは全く反対していない。EUは軍事同盟ではない。経済連合に加入するのは全ての国が持つ権利だ」と答えた。
ロシアは、ウクライナのNATO(北大西洋条約機構)への加盟には反対し続けており、西側諸国との間で大きな対立軸となっている。
プーチン氏は「ロシア版ダボス会議」と呼ばれるサンクトペテルブルク国際経済フォーラムで演説し、ウクライナには他のEU加盟国が難色を示すであろう巨額の補助金が必要だと指摘。EUのウクライナ加盟承認が「望ましい」かどうかに疑問を呈した。
欧州連合(EU)欧州委員会は17日、ウクライナとモルドバを「加盟候補国」として認定するよう勧告した。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」