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欧州委、対ロシア追加制裁提案 石炭禁輸など盛り込む

欧州連合(EU)関係者によると、欧州委員会は5日、ロシアに対する追加制裁案を加盟国に提案する。EU本部で2018年撮影。(2022年 ロイター/Francois Lenoir/File Photo)

[ブリュッセル 5日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は5日、ロシアに対する追加制裁案を提案した。ロシア産の石炭輸入禁止が含まれる。

提案には、石炭のほか化学品など、年間90億ユーロ相当の輸入禁止、半導体やコンピューター、電気・輸送設備など年間100億ユーロ相当のロシア向け輸出の禁止が含まれるほか、ロシアの船舶やトラックのアクセスを禁止する。

フォンデアライエン委員長はツイッターへの投稿で、これまでに発動している制裁が「ロシア大統領府の政治的かつ経済的選択肢に大きな打撃を与えている」と指摘。さらに、民間人とみられる遺体が多数発見されたウクライナの首都キーウ近郊ブチャなどの惨状を見過ごすことはできないとし、「われわれはさらに圧力を強める必要がある」と強調した。

EUによるロシア産石炭禁輸措置は金額ベースで年間約40億ユーロに相当する。ただ、昨年のロシアからの石油・ガスの輸入額である1000億ユーロに比べると、小規模にとどまる。

フォンデアライエン委員長は「ロシア産原油の禁輸を含む追加制裁にも取り組んでいる」と述べた。

ドイツのベーアボック外相は、ロシア産石炭禁輸措置ががEUによる決意強化を示し、ロシアからの化石燃料輸入全面禁止に向けた第一歩になるという認識を示した。

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